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農事組合法人 古賀植木園芸組合
電話:095-839-4472 FAX:095-839-4577 mail:info@kogaueki.or.jp



 農 事 組 合 法 人


長崎市の東部に位置する古賀地区は、四方が山に囲まれ、美しい自然環境のなかで、植木生産、造園の普及と後継者の育成に努めてきた地域です。古賀地区は九州で最も古い植木の産地といわれ、約400年の歴史があります。






長崎市植木センターのサイトはこちらです。

令和7年5月1日(木)〜5月5日(月)「第68回 古賀植木まつり」を開催します。詳しくはこちら

・これまでの古賀植木まつりでの出品リストを掲載しています。出品リスト

古賀植木園芸組合について

当組合のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。長崎市の東部に位置する古賀地区は四方が山に囲まれ...

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古賀植木の歴史

元亀2年(1571年)貿易港として長崎が開港された。寛永18年(1641年)に「平戸オランダ商館」が長崎出島に移されてからは...

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植木のはなし

古賀には昔から伝わる様々な植木のはなしがあります。ここでは「らかんマキ」「淀川」「ナギ」のはなしを紹介します。

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組合員

古賀植木園芸組合の組合員一覧です。平成28年4月現在で65名となっています。

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ケブカトラカミキリによるイヌマキ被害にご注意下さい!

ケブカトラカミキリ

体長8〜14mm、日本在来のカミキリムシの一種で、イヌマキ、ラカンマキ、ナギを食害します。樹皮下の形成層を食害して水分や養分の通道阻害により、枝枯れや全体が枯死してしまいます。
以前から鹿児島県や宮崎県をはじめとする九州各地や四国で被害が確認されており、平成20年からは千葉県でも被害が発生しています。
長崎県内では、諫早公園や川棚で被害が確認されており、令和4年6月には長崎市松原町で成虫が捕獲され、12月に被害木が確認されました。令和5年の春からは県内各地で、ケブカトラカミキリによる被害が確認されています。

被害の特徴

1.葉の色つやが悪く、黄変し、やがて枯死する
侵入開始から数年をかけて食害が形成層を一周(写真4)すると枯死に至ります。目に見える被害は葉色の変化から始まり、最終的には枯死(写真1)します。特定の枝だけ枯れる(写真2)こともあります。
2.幹がリング状に盛り上がる
木が食害された傷を治そうとして、鎌でひっかいたように盛り上がることがあります(写真5)。
3.脱出孔が開く
前述の1.2.のような被害は他の害虫でも同様の症状が出ることもありますが、脱出孔(写真3)が確認できればケブカトラカミキリによる被害の可能性が高くなります。樹皮を剥いで食害痕が確認できれば断定できます。また、地際からも成虫が脱出しますので、伐採後の切り株にも薬剤処理を行う必要があります。


写真1:被害事例